エデン

Aqua Timez( アクア ) エデン歌詞
1.エデン

作詞:太志
作曲:太志

背を向け合えば 互いは翼になる
けれどもう 僕らには 飛び立つ場所などない

誰かが涙を流さずとも 僕らが優しくなれていたら
誰かを悪者にしなくても 僕らはヒーローになれたかな

魔法使いの女の子が 魔法の杖を捨ててでも
握りしめたかった温もりがあるように
僕らが生まれた この世界にきっと
背負うものなどない 抱きしめるものばかりなのだから

僕とあなたが 蝶々結びのように
やわらかく 絡み合い いつかほどけたとしても
空というものは 羽ばたくものではなく
見上げるものだと 潔く 諦められたらいいな
手を取りあって 歩いていけたらいいな

大事なものを失ったのか 失ったものが大事なのか
はてなを自分に突きつけても 僕らは素直でいられるかな

魔法使いの男の子は もう魔法などなくても
あの子を笑顔にすると決めたんだってさ
大好きな人が笑っててくれたら
太陽が鳴り止んでも 次の朝を待てるから怖くなかった

雨の降る日に 傘を開くようにね
晴れ渡る空の日は 心を開いていよう
そして二人で まぁるい笑い声を
シャボン玉のように 一つずつ 浮かべていけたらいいなぁ

幼い頃 パパとママがいて 僕にもあなたにも 帰る場所があった
魔法があってもなくても お金があってもなくても
愛と呼べる懐かしい匂いがあって
何でもない朝 本当はそこに
大切な何もかもがあったこと 今ならわかる あなたも?

いま
背を向け合えば 互いは翼になる
けれどもう 僕らには 飛び立つ場所などない
あなたに出逢って 長い旅は終わった
もう遠くなんかない ここでただ あなたを抱きしめていよう
もっと強く あなたを抱きしめていよう


2.クランベリージャム

作詞:太志
作曲:太志

赤い 赤い靴を汚しながら歩いていた 遠く ワルツの森へと続く道で
ただ 美しい言葉を遠ざけて 悪い人にもいい人にもなれず

あれは偽善だとか これは綺麗事だとか
迷いの声を振り切り 皮肉の闇をくぐり抜けた今

胸の中に生まれた愛は 残さずに使ってしまおう
この手で助けられなくたって 抱きしめなくていい命などない
一つとしてない この世界に

赤い 赤い靴を脱ぎ捨てて歩いていた 自分っていう服は脱ぎ捨てられずに
でも この道を他の誰かの足が 歩いてくれるわけじゃないんだから

自分らしく生きてゆくと 強く決めたからには
人が人らしく生きる姿を 微笑んで受け止めたい

誰の陰口を言ったって 自分の未来は照らせない
争うためではなく 闘うために 僕たちの空は続く 時は進む
胸の中に生まれた愛は 残さずに使ってしまおう
分かち合えない昨日はあれど 愛されなくていい命などない
一つとしてない この世界に


3.The FANtastic Journey

作詞:太志
作曲:太志

森を見て木を見ず 社会を見て一人一人を見ず
デカイ空を見て足下を見ず 鮮やかな夢を見て現状を見ず
後悔と反省を繰り返しながら また葛藤のさなか
だからって何も怖くない 僕らには君達がいる
笑っていたいね いつまでもここで あがっていたいね どこまでも高く
say wowo say yeah say waha say lala

「泊まってきゃあ、泊まってきゃあて〜。やっとかめに会えたんやでさぁ。
今日くらいゆっくりしてけるんやろ〜。」 そう言ってくれる友よ
もう充分傷ついてきたし もう充分愛されてきたよ
だからってまだ帰らんとく 必要としてくれる子達がおるで
君たちがおるで

笑っていたいね いつまでもここで あがっていたいね どこまでも高く
say wowo say yeah say waha say lala

尊敬されるような大人 そんなものになれた気はしない
目標とされるような大人 そんなものになれた気はしない
そんな俺でも生きてるよ 君と同じ時代を生きてくよ
だから だからもう怖がらないで 君たちには僕たちがいる

笑っていたいね いつまでもここで あがっていたいね どこまでも高く
say wowo say yeah say waha say lala

百年後はもう会えないのに 昨日にさえ戻れないのに
この永遠だけはほどけないように みんなで繋ぎ止めて
もし違う星に生まれた時 淋しさに凍えないように
この唄を思い出すんだよ 音楽であたたまるんだよ